前回、
「自転車保険には絶っっっっっ対入ったほうが良い」
↑という記事を書きましたが、
”盗難保険”については書いていませんでした。
盗難保険について、自分がどう思ってるか書いてみたいと思います。
今まで書いてこなかったってことは、まあそういうことなんですが(笑)
盗難保険はあんまり種類がない
「自転車保険」は、au損保とか三井海上とか、
いろいろな会社があり自分に合ったところ選ぶことができましたが、
盗難保険をやっているところって意外と少ないんです。
理由は、盗難件数が多すぎて商売が成り立たないから。
一番メジャーなのは、
自転車保険にも出てきた「ちゃりぽ」ですね。
ググっても一番上に出てきます。
あとは、大手販売店(あさひとか)、ヤマハ、パナソニックなどが
盗難保険をやっているようですが ちゃりぽほどメジャーではないですね。
制約がものすごくある
自分は基本的に
「自転車から目を離さない」「身体を離さない」
という意識があるので、
頑丈なカギだの盗難保険だのにはあんまり興味ないんですが、
今回、調べてみてちょっとビックリしました。
盗難保険に入るには、
制約がすげぇ多いwww
どんだけあるか書いてみます。
- 購入後1ヶ月以内にしか加入できない
- 自転車の防犯登録に加入してなければいけない
- 鍵をかけずに盗難された場合は補償されない
- 自転車放置禁止区域で盗難にあった場合は補償されない
- 一度盗難されて、補償を受けた場合は保険終了
- 一台の自転車に複数件の保険をかけることはできない
- 火災、爆発、放射能汚染の際における自転車の盗難は補償されない
- 天災の際における自転車の盗難は補償されない
>購入後1ヶ月以内にしか加入できない
・・・・・・。
・・・
そもそも自転車保険も盗難保険も、買った時に自転車屋さんは勧めてこない。
(もちろんショップにもよると思いますが)
あとから知って、
「盗難流行ってるみたいだし、怖いから入っとくか~」
と思っても、1ヶ月過ぎてたら
は、逆に「すげえな」と感心してしまうほどです。
誰でもいつでも入れるようにしちゃうと、それこそ商売が成り立たなくなっちゃうのかもしれません。
その他の規約はまあ納得
「鍵かけてなかったけどパクられちゃったんです(*・ω<)☆!テヘ」
って言われても・・・っていう
(コンビニちょろっと寄るくらいだったら・・・って思う時もあるしよくわかるので辛いんですが;)
ちなみに、自転車盗難の50%が
「鍵をかけていない状態」で盗まれているそうです。
ということは・・・
「トイレトイレ・・・ああ漏れる!!」と思っても、
漏らしてでも鍵をかけましょう。
正直、
「盗難時、鍵をかけていたのかどうか?」を
どうやって判断するのは謎の極みですが・・・
保険料は1年で自転車の7%
保険料は、自転車保険のように
「いくらですよ~」と決まっているわけじゃありません。
買った自転車の値段の7%が年間の保険料になります。
10万円だったら 7,000円/年間
15万円だったら 10,500円/年間
20万円だったら 14,000円/年間
30万円だったら 21,000円/年間
もし盗難されてしまった場合、
自転車価格の70%が支払われます。
10万円だったら 70,000円
15万円だったら 105,000円
30万円だったら 210,000円
こうして見ると70%はでっかいですね~。
それは嬉しいんだけど、保険料も結構高いですね。
10,000円越えちゃうと、う~んってなるよねw
やっとなんとかひねり出して
念願のウン十万の自転車を買えたぞー!!
ずっと欲しかったメーカーのだぜ!!
と思ったら、1ヶ月以内に
自転車価格の7%払って保険に入ってね☆
はやっぱ・・・
・・・。
防犯登録が必須
先ほどの盗難保険加入の条件に、
- 自転車の防犯登録に加入してなければいけない
という項目がありました。
そもそも、防犯登録はする必要があるのだろうか?
いや、する必要はあるんですが(一応義務なので)
意味はあるのだろうか?が正しいですね。
自分は、買う前から盗難の酷さをわかっていたので、
買う時も防犯登録のことは聞かなかったし自転車屋さんも特に何も言ってきませんでした。
あとになって、
「防犯登録ってやっぱしたほうがいいんですかね」って世間話的に聞いてみたら、
「あれは意味がないから必要ないよ」
って言われたんですよね。
「ホンットに気休め」「何もしてくれないのに金を払う必要はない」と。
清々しいほどに言い切られました(笑)
義務だからしなくちゃいけないんですけどね。
(今現在、未加入による罰則はありませんが)
「どうせ警察は何もしてくれないし、
盗られたらバラされて即売られると思ったほうがいい。
今まで盗難された人をたくさん見てきたけど、ほとんどは返ってきてない」
と。
窃盗犯のおうちの様子。
総額1000万相当の自転車窃盗犯捕まる より
今までいろんな人を見てきての言葉だったし、
そう言われて納得でした。そりゃそうだよなと。
自転車盗難掲示板やツイッターの盗難情報などで、
その後、「戻ってきました!」という報告をほとんど見たことがありません。
それが全てなんだろうなあと思います。
安定のブリヂストンクオリティ
数あるロードバイクの中で唯一日本のメーカー、
ブリヂストンも盗難保険をやってるのですが
それがちゃりぽとは違って結構スゴイです。
ANCHORのメーカーです
まず、盗難保険に入るのは3年間無料。
無料っていうのがすごいですね。めっちゃ太っ腹です。
そして補償金額は・・・
盗難された同車種を3000円で買える
これは驚かざるを得ないwww
3000円ってなんだよ???
なんという太っ腹
これからはANCHORの時代
ANCHORは日本人の体型にジャストフィットだし150cm以下の女子が乗れる自転車もちゃんとある
これからはANCHORの時代
それくらいに赤字覚悟のサービスだと思います。
無料に3000円て・・・。
結局自分の自転車は自分で守るしかない
警察が頼りにならない以上、
自分の自転車は自分で守るのが一番です。
それが最大の防御!!
- 自転車から目を離さないこと
- 自転車から身体を離さないこと
が何よりの防犯なのは間違いありません。
トイレに寄る際も、必ずカギをかけて1秒でも早く戻りましょう。
前に、ツイッターで
「警察が適当な高級自転車を買って
その辺に放置して監視してればゴキ●リホイホイ並に釣れるのでは?」
と書いたのですが、
”そういうのはどうやらやってはいけないらしい”
ということをいろんな方に教えてもらいました。
規定?法律?で決まってるんかい!!
そりゃ、窃盗も増えるわな。
自分の自転車を守れるのは自分だけ。
現状が少しでも改善されることを祈りつつ
負けないで頑張りましょう