ちょっと前の話題で完全に乗り遅れておりますが、最近自転車への”当たり屋”が急増してきているようです。
自転車に乗ってる身として、もちろん他人ごとではないので改めて書きます。
当たり屋とは
車に乗らない方は”当たり屋”と言われてもピンとこないと思うんですが、
当たり屋とは、わざと交通事故を起こして、損害賠償金をふんだくってやろうとよからぬことを考えしかも考えるだけじゃなく実行してしまう輩のことです。
元は車に対する当たり屋が多かったわけですが、最近車にカメラを搭載する人が多くなり、証拠が残ってしまうのでやりにくくなってるらしいんですよね。
Youtubeにもよく「ドラレコ(ドライブレコーダー)動画」がたくさんアップされていますよね。
100%物騒な方向で。。
ヘタしたらこうしてすぐにYoutubeにアップされてしまうので、車に対する当たり屋はやり辛くなってきてるということです。
そこで次に目をかけられたのが自転車です。
むしろ、逆走、音楽、無灯火、歩道爆走が当たり前の状況で今まで狙われなかったのがおかしいくらいですね。
どんな手口なの?
探偵ファイルより
自転車事故で最も多いのは、”出会い頭の衝突”なんだって。
曲がり角(死角)から突然出てきてぶつかってしまうというパターン。
それを逆手にとって、曲がり角や細い道に待機して待ちぶせをします。
子供や老人を使ってわざとぶつかってくるパターンもあるそうですよ。最低です。
ターゲットはスマホしながら走ってる自転車です。
あと、音楽聴きながら走ってる奴とかね。
当たり屋をやってくる奴らは必ず2人以上で仕掛けてきます。
ぶつかり役と目撃証言役。
で、常套句がこれ。
「あーっ!今ぶつかったの見てましたよ!あなた明らかに携帯をいじりながら走ってましたよね??
警察には言わないでいてあげるから、今ここで病院代払ってくれればそれでいいですよw」
ゲス顔
そう言われて相手もや(ryだから怖いし”警察”って単語が怖いしでついつい支払ってしまう人が多いそうです。
対策は?
”ながら走行”をしない
このブログを読んでる人たちはきっと大丈夫だと思いますが、とにかく”ながら走行”をやめることです。
携帯いじりながら、
音楽聴きながら・・・
注意してほしいのが、自分みたいな方向音痴の人です。
すぐ迷うので、ついつい走りながらナビを操作してしまいたくなりますが、
当たり屋から見てもカモだし交通事故の視点で見ても危険なのでやめましょう。
また迷ったわ、、と思ったら、脇道に逸れて1回止まって操作しましょう。
だから方向音痴の人は早めに家を出ましょうね・・・(辛い)
これはとにかく他のことに気を取られてるがゆえに起こる事故です。
真っ直ぐ前を向いて走ってれば、事故を起こす確率も少なくできます。(曲がり角は減速で)
しかし、この”ながら”走行してる人たちって
高確率で学生だよね。
この多さは何なんでしょうか。
何か中二ナントカ病でも患っているんでしょうか??
社会に対しての反抗期なのか・・・
自転車保険に入る
ほとんどの自転車保険には「示談交渉サービス」というものが付いています。
事故を起こしてしまった場合、自転車保険が相手側と交渉してくれるサービスです。
自分で交渉とかしようと思ってもよくわからないしね・・・。
間に入ってもらえると自分も冷静になれると思います。
e保険ストアより
「自転車保険に入っていない人」というのは、格好の餌食です!
保険入ってないから警察とか呼ばれたらすごい額になっちゃいそうだし病院代でこの場で済ませてくれるなら、、
って余計ホイホイに拍車がかかるパターン。
示談交渉も実は、相手側が「おめーが直接来いよ!!」って言うのであればダメみたいなんだけどね・・・(笑)
ちなみに自転車保険はチームキープレフトがおすすめです。
賠償補償額1億円、示談交渉サービスあり。
何よりサイクルモードのフリーパスあり。
3月2日から、2015年度の会員を募集するそうです。
自分も募集開始されたらこっちに乗りかえる予定です。
もし被害に合ってしまった場合は必ず警察に届ける
「示談交渉サービス」を使用するには、警察への届け出が必須です。なはず。たぶん。ググってもちゃんと出てこなかった・・・
どんなに些細な事故でも必ず警察に連絡するようにしましょう。
絶対にやっちゃいけないのが、その場で示談で終わらせることです。
とは言っても真面目な話、、
相手が明らかにヤのつく人だったら怖くて言いくるめられちゃいそうだよね・・・
こればっかは実際に体験しないとわかんないし体験したくもないですが、、
究極策:こっちもドラレコをつける
精神的にかなり安心なのは、自転車にもドラレコを搭載してしまうことです。
今はいろいろ出ててライトと同じようにつけられるんですね。
このタイプは防水ケースも一緒についているみたいです。
テールランプにカメラが搭載されているものもあります。
今はいろいろ出てんのね(笑)
後ろから撮影できるわけですね。前後両方につけたら完璧w
Gigazineさんより
明るさも十分
Fly6、公式サイトがめっちゃおしゃれっす。
Fly6 http://cycliq.com/
一応海外から買えるようですが、お値段は17,000円。
”カメラ搭載”っていうとものすごくハイテクな感じがするので、もっと高くてもおかしくない気がするけど意外と安かった。
しかし、ウェアだの靴だのなんだのでただえさえ出費がやばいのに
まさかカメラにも気を使わないといけないレベルになってしまったとは・・・。
ほんとに日本の自転車乗りは肩身が狭いですね。圧倒的暗いニュースの多さ。
まあでもちゃんとした格好で走ってればわりと大丈夫な気がしますけどね。
やる側もそういうのはあんまり狙わないような気がします。
狙うのはママチャリ乗りのノーヘルの若い子ですかね。携帯いじりながら走ってたりするのって、男よりも女の子のほうが多いんだって。
ドラレコといえばこんな効果も
自転車のドラレコといえば、以前こんな動画を見ました。
自転車ドラレコ検証 ドライバーの危険運転は「わざと」か
この人は実験として、背中に「ドラレコ搭載」と書いた紙を貼って走っています。
すごい勇気です。
六本木の高級レストラン連れっててあげるから!!と餌で釣られてもなかなかできないです。
(まだ京伏ジャージで走れない人)
結果、ドラレコ搭載を示す前と後では車の態度が全然違ったっていう動画ですね。
この動画はかなり考えさせられる動画だと思います。
なんか、気になってはいるけどみんな確かめられなかったことをやってくれたっていうかね。
そのうち「ドラレコ搭載タスキ」が出てきて結構売れたりするんじゃないでしょうか。
やだなあ。
当たり屋に目をつけられないためには
そんなわけでちょっと話が逸れたけど当たり屋に目をつけられないためには
とにかく前だけを見て走ること!
それとあんまり無理にスピードを出しすぎないこと。
明らかに「あちらの世界」なお方とは目を合わせないようすること。
人生も前だけ向いていきたいですがなかなか難しいです。